患者さまやご家族から寄せられるご質問をまとめました。
 
どんな患者が対象?

   現在、当院の装置を用いたホウ素中性子捕捉療法が実施できるのは、切除不能な局所進行または局所再発の頭頸部がんのみとまります。詳しくは適応のページを御覧下さい。

   紹介元の病院で抗がん剤治療を行っている方の場合、治療後すぐにホウ素中性子捕捉療法を行おうとするとホウ素の薬剤が取り込まれにくい場合があります。ホウ素の薬剤の取り込みをPET検査で確認後に、必要であれば一旦抗がん剤治療をストップしていただくことがあります。詳しくは当院へお問い合わせ下さい。

   治療は1回で済みますが、治療準備に3時間、治療当日の準備に1時間、治療に1時間かかります。治療中は同じ姿勢のままですが、それ以外の準備では立ったり座ったりといった姿勢変更を必要とする長時間の処置となる、ある程度の体力を要します。

   頭頸部がんであれば、首のリンパ節への転移は適応となることがあります。ただし、肺や肝臓などのいわゆる遠隔(えんかく)転移がある場合は適応とはなりません。

   CTやMRIで見える程度のがんであれば適応になります。がんがどこにあるかということの方が適応を判断する上で重要となりますので、まずは主治医にご相談の上、当院へご相談・お問合せ下さい。

   現在、当院の装置を用いたホウ素中性子捕捉療法が実施できるのは、切除不能な局所進行または局所再発の頭頸部がんのみとなります。しかしながら状況によってはそのほかにも適応にならない場合があります。詳しくは適応のページを御覧下さい。

   過去に放射線治療を受けた方でも十分に治療が可能です。複数回の放射線治療が実施されている場合には適応とならない場合もございます。まずはご相談・お問合せ下さい。

   「切除不能な局所進行または局所再発の頭頸部がん」に該当し、適応のページの基準を満たした場合には、治療は可能です。ただし、新型コロナウイルス等の感染流行状況に応じてはお受けできない場合がございます。

どんな治療?

   この治療特有の起こりやすい副作用があります、例えば、頭頸部への照射の場合、だ液腺の腫れや痛み、吐き気、脱毛、味覚障害などが生じます。副作用の回復までの期間については照射状況によります。

治療を始めるには?

   現在治療をしている病院の主治医へまずはご相談下さい。紹介状(診療情報提供書;詳しい治療・症状経過や検査・画像データ)が必要になりますので、その旨をお伝え下さい。その後、当院へメール又はFAX、お電話でご予約下さい。
患者さんからの相談のみでは治療の適応を判断できませんので、必ず主治医の先生とのやりとりをもとにして判断させて頂きます。

   適応と判断されている場合、事前に主治医の先生から紹介状と画像データが当院まで送られているはずです。当院から送付された案内状と保険証をご持参下さい。

治療期間や費用は?