患者さまやご家族から寄せられるご質問をまとめました。
 
どんな患者が対象?

   ホウ素中性子捕捉療法は、ホウ素の薬剤が取り込まれる腫瘍に対して効果が期待できます。ホウ素の取り込みが不良ながんも存在するため、全てのがんが治療適応になるわけではありません。また治療部位によっても、体の深くにあるがんや副作用の生じやすい臓器の近くのがんにおいても適応にならないことがあります。詳しくは主治医にご相談の上、当院へご相談下さい。

   紹介元の病院で抗がん剤治療を行っている方の場合、治療後すぐにホウ素中性子捕捉療法を行おうとするとホウ素の薬剤が取り込まれにくい場合があります。ホウ素の薬剤の取り込みをPET検査で確認後に、必要であれば一旦抗がん剤治療をストップしていただくことがあります。詳しくは当院へお問い合わせ下さい。

   ホウ素中性子捕捉療法には特に年連制限はございません。治療は1回ですみますが、治療には30分から場合によっては1時間程度かかることがございます。治療の間はずっと同じ姿勢を保っていただきますので、整形外科的な問題のある患者様では治療が困難な場合がございます。

   3個程度の少数の転移の場合、対象部位のホウ素中性子捕捉療法の適応は、他の部位についても既存治療で根治治療が可能かどうかで決まります。まずは当院へご相談下さい。

   CTやMRIで見える程度のがんであれば適応になります。がんがどこにあるかということの方が適応を判断する上で重要となりますので、まずは主治医にご相談の上、当院へご相談・お問合せ下さい。

   ホウ素中性子捕捉療法が現在臨床研究として実施されています。対象は、脳腫瘍、頭頸部がんが主であり、それ以外の対象とならないがん種ではホウ素中性子捕捉療法の適応にはなりません。

   過去に放射線治療を受けた方でも十分に治療が可能です。複数回の放射線治療が実施されている場合には適応とならない場合もございます。まずはご相談・お問合せ下さい。

   臨床試験では主に国内の患者様を対象にしていることが多く、参加が可能な臨床試験は限られてしまい、場合によっては受けられない場合がございます。詳しくは当院までお問い合わせ下さい。

どんな治療?

   まったくないということはありませんが、あっても軽微なことが多いです。起こりうる副作用については治療前に事前に詳しく説明させていただきます。

治療を始めるには?

   現在治療をしている病院の主治医へまずはご相談下さい。紹介状(診療情報提供書;詳しい治療・症状経過や検査・画像データ)が必要になりますので、その旨をお伝え下さい。その後、当院へメール又はFAX、お電話でご予約下さい。

   現在治療を行っている病院・主治医の先生からの紹介状(診療情報提供書)と、最近までにおこなった検査や画像のデータをご持参下さい。

治療期間や費用は?