以下に該当する場合は、残念ですが当院ではお受けできません


1) 独歩での受診が困難な、もしくはそれに相当すると考えられる全身状態の患者
治療準備に3時間、治療当日の準備に1時間、治療に1時間かかります。治療中は同じ姿勢のままですが、それ以外の準備では立ったり座ったりといった姿勢変更を必要とする長時間の処置となる、ある程度の体力を要します。
2) 紹介元主治医でのBNCT治療後の経過観察が継続できないケース
特に遠方からの患者様では、治療退院後に生じる副作用に迅速に対応できる医療機関が近くにある必要があります。

【適応基準】

● 成人であること
● プラチナ製剤を含む化学放射線療法後の局所領域再発扁平上皮癌(プラチナ製剤拒否例も含まれる)
● 切除不能な局所進行扁平上皮癌(ただし、化学放射線療法を拒否する患者に限る)
● 切除不能な局所進行非扁平上皮癌(未治療例および再発例いずれも可、手術拒否例も含まれる)

【適応除外基準(施設基準)】

1) 病変が深部にある
上咽頭や中咽頭の粘膜壁にまで拡がる腫瘍やルビエールリンパ節転移は深部にあるため、適応にならないケースが多くなります(顔の骨格が細い人はOKなケースがあります)
2) 全ての病変が片側にあるが有効フィールド(深部6cm、体表皮膚に平行な方向に6cm)をこえる
一つの病変のサイズが有効フィールドを越える場合は根治治療不可のため適応外と判断します
3) 遠隔転移がある
4) 腫瘍が頚動脈に浸潤している、もしくは半周性以上に取り囲んでいる
急速な腫瘍縮小により頚動脈破裂をきたし治療関連死のリスクが高まります
5) 腫瘍が頭蓋底へ浸潤している
ろう孔の形成により頭蓋内感染をきたし治療関連死のリスクが極めて高くなります
少しでその可能性がある場合は造影MRIで評価をする必要があります
6) 原発が頭頸部癌でないもの
7) 肉腫や血液腫瘍などの間葉系腫瘍
8) 活動性の炎症がある
9) う歯があり、まだ治療が済んでいない
10) 慢性肺疾患など、常時酸素投与が必要な患者
11) 腎不全、心不全の患者
12) てんかんのある患者
13) 閉所恐怖症や、コントロールされていない精神疾患を有する患者
14) 妊娠している患者、もしくは治療の期間に妊娠を希望している患者
15) ペースメーカーやICDを留置している患者
*その他の体内留置金属の場合は、その成分を確認の上適応を判断します。ただし、歯の詰め物は金属でも問題ありません。

  

治療の仕組み

METHOD OF TREATMENT

治療の流れ

FLOW OF TREATMENT

適応疾患

TARGET DISEASE