2022年10月更新
 

以下に該当する場合は、残念ですが当院ではお受けできません


1) 独歩での受診が困難な、もしくはそれに相当すると考えられる全身状態の患者
治療準備に3時間、治療当日の準備に1時間、治療に1時間かかります。治療中は同じ姿勢のままですが、それ以外の準備では立ったり座ったりといった姿勢変更を必要とする長時間の処置となるため、ある程度の体力を要します。
2) 紹介元主治医でのBNCT治療後の経過観察が継続できないケース
特に遠方からの患者様では、治療退院後に生じる副作用に迅速に対応できる医療機関が近くにある必要があります。

【施設適応基準】

● 成人であること
● 照射既往のある頭頸部癌

【施設除外基準】

● ADLが低い患者(独歩受診困難、認知症)
● 病変が両側頸部にある患者
 (ただし、本治療の標的とならない病変について別の根治治療が望める場合は適応)
● 活動性のある遠隔転移病変を有する患者
● 腫瘍が頸動脈に近接・浸潤し、かつ皮膚/粘膜より露出している患者
● 原発が頭頸部癌でない患者
● 活動性の炎症がある患者
● 慢性肺疾患など、常時酸素投与が必要な患者
● 腎不全や高度腎障害(eGFR 35未満)の患者
● 心不全(2500 mL/dayの輸液投与が困難)の患者
● てんかんのある患者
● 閉所恐怖症や、コントロールされていない精神疾患を有する患者
● 妊娠している患者、治療の期間に妊娠を希望している患者
● ペースメーカーやICDを留置している患者

  


治療の仕組み

METHOD OF TREATMENT

適応疾患

TARGET DISEASE

治療の流れ

FLOW OF TREATMENT

副作用について

TARGET DISEASE