治験とは何ですか

 

 

 薬品や治療装置が医薬品や医療機器として使用されるようになるまでには、長い年月をかけて様々な試験を行い、安全であること(副作用の有無など)や病気に有効であることが証明されなければなりません。

 そこで製薬会社や医療機器メーカーは新しい薬や医療機器を世に出すまでに数多くの研究や試験を行います。この中で人での効果と安全性を調べる試験のことを『臨床試験』といいます。その中でも厚生労働省から医薬品や医療機器として認めてもらうために、患者さまのご協力のもとに行われる臨床試験のことを『治験』と呼びます。

 現在広く使われている薬や医療機器も過去に多くの患者さまのご協力をいただきながら治験という研究的な段階で調べられ、安全性と有効性が証明されたものです。このように、善意で治験に参加してくださった方々のご協力によって、医学の進歩や病気に対する新しい治療法の確立がなされています。

tiken

【図1. 一般的に、治験はいくつかの試験の積み重ねにより成り立っています】


 当院の加速器を用いたBNCTは治験として実施されているものであり、この治験は様々な取り決めの中で行われています。このため、BNCTの治療を希望されるすべての人がこの治験に参加いただけるものではございません。ご了承の程宜しくお願い致します。


 現在は、再発悪性神経膠腫(脳腫瘍)と切除不能な再発・局所進行頭頸部癌のみについて、その有効性及び安全性を検討すべく、当院で治験を実施しているところです。

再発悪性神経膠腫の治験ページへ  切除不能な再発局所進行頭頸部癌の治験ページへ